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萌季屋のブログ::東ティモール コーヒー生産地訪問 Part4
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東ティモール コーヒー生産地訪問 Part4
訪れたこの時期は収穫時期で、微力ながら私も収穫の手伝い
をしてきました。

コーヒーと取り巻く環境は今まで見てきた中でも特異な方で、
高木がコーヒーの木に適度な日照量を与えるべく取り囲み、
守っている様子。

その木の実るコーヒーチェリー全体が真っ赤な状態、完熟した
もののみ摘み取っていきます。
手の届かない所は、杖のようなもので枝を手元に引き寄せて
摘み取ります。
一緒に摘み取っていた女の子の厳密で素早い作業には感心する
とともに安心感を覚えました。

leste02.jpg


首から吊り下げた籠いっぱいのコーヒーチェリーは重く、
しっかりとした躯体が要求されます。

収穫後のコーヒーチェリーは、次工程(精製)に進める前に
再度完熟度を確認し、熟度の 低いもの、傷んだもの、
過熟のものははじいていきます。

handpick.jpg


次に熟度をそろえたコーヒーチェリーは、水を張った
大きな容器に入れ、比重の軽いもの(きちんと生育
していないチェリーは浮きます)をさらに取り除きます。

きちんと生育し、完熟したコーヒーチェリーのみを手動
のパルパー(果肉除去機)にかけていきます。
パルパーからは立派なパーチメント(薄い殻に包まれた
豆)が出てきます。そのパーチメントに少しでも夾雑物が
入るなり、手で取り除いていきます。
その丁寧さには本当に頭が下がります。

pulping.jpg

その後は、パーチメントに付着している粘液質を醗酵工程で
軟らかくし、水洗いで除去し、天日にてゆっくりと乾燥
させていきます。
適度に乾燥したパーチメントは、出番が来るまで生まれ
育った環境の下で休みます。

つづく。
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