萌季屋のブログ

　３回目の最終日はカッピングがメイン。

フレーバー、ボディ、アフターテイストに的を絞り味見をしてもらいました。

皆さん、味見を繰り返すうちに、的確にその個性を捉えており、

フルーティ、花などなど、すばらしいコメント。

スペシャルティクラスのコーヒーには、味があることを理解していただけたようです。


来週は京葉ガス　料理教室にて教室を開催します。
夏メニュー編です。


生徒の皆さん、お疲れさまでした。

　毎年すばらしいコーヒーを産出しつづけているペドロ・エチェベリア氏。
今年もその味は顕在です。
華やかな風味と濃縮感のある味が特徴であるととらえています。

中深煎り、深煎りに仕上げていますが、
ともにその個性はあり、どちらもオススメで甲乙つけがたい。

焙煎度による香りや味の違いを楽しむにはうってつけです。

他の飲料ではこのような体験はできないはず…。

グアテマラでも国内外で高評価を得ている同農園産のコーヒーを
是非お楽しみください。

６／７～１０までSCAJローストマスターズ委員会主催＂リトリート＂に参加。
全国の志しの高いロースターが集まり、互いの知識や技術を磨きあげる合宿。

コーヒーの香りや味は素材である生豆の品質で決まる割合は高いが、
焙煎という調理を疎かにするとその素材の持ち味はダウンします。

ワインの場合は、生産国でほぼ完ぺきな状態で輸入されるので
輸送方法や到着後の保管に注意を払えば非常に高い確率で美味しいワインが楽しめます。
もちろん熟成による香りや味の変化ありますが…。

コーヒーの場合はやっかいで、
輸送方法や保管状態が良くても
その後の焙煎や抽出により味や香りは変わります。
よって、焙煎は味を決める重要な要素になります。

長くなりましたのでここからは簡潔に。

さて、＂リトリート＂では
焙煎技術を競い合う『焙煎されたシングルオリジン（今回はボリビア）』と
『夏のスペシャルアレンジコーヒー』
のコンペティションが行われました。

『夏のスペシャルアレンジコーヒー』では、
焙煎技術に加え、発想力が問われます。
竹元バリスタのおかげもあり、当店所属のFチームは　僅差の２位　と好成績！

そして、メインコンペティションの焙煎技術やカッピング能力が問わる
『焙煎されたシングルオリジン』では
なんと１位　優勝です。素晴らしい結果！

結果も大事ですが、
＂リトリート＂では今後の財産となる多くの貴重な体験をすることができました。
Nothing venture, nothing gain

優勝したFチームメンバー



僅差の２位　夏のアレンジコーヒー




優勝に輝いた豆と授与されたエプロン

どの素材を使い、そのように仕上げるか。その方法は？
知識を増やし、技術の向上を怠れば、その怠慢は味に表れます。

今からそのブラッシュアップに出かけてきます。

　今月はさまざまな産地からニュークロップ（新豆）が届きます。

まずはナチュラル精製のブラジルコーヒーから！

３つのお初！
①ブラジルでも珍しく高標高
②はじめてのナチュラル（ブラジル産では初）
③はじめてのバイア州

当店はミナスジェライス州産を中心に使用していますが、
これはバイア州産のブラジル。
バイア州は、ミナスジェライス州より北部にあります。
このコーヒーは、州中央にあるディアマンティナ台地の高標高（1300m）でつくられたもの。


コヘーゴ・セコ農園　ナチュラル精製


チャーミングな果実味を味わってください。


このブラジルをブレンドした
太陽の微笑み
もおすすめです。

口元が緩むでしょう。