萌季屋のブログ

定休日の今日は、
午前中は京葉ガス船橋ショールームにてコーヒー教室を行い、
午後からは焙煎機の掃除をする。

コーヒー教室では参加された皆さんの真摯な姿勢に
こちらも熱くなりました。
楽しいコーヒーライフをお送りください。

焙煎機の掃除は、修業時期に徹底的に教わり、
身につけました。
この行為は、料理人が包丁を研ぐことと同様に
美味しいものをつくれる条件でもあります。

先月、宮城県石巻市の黄金浜会館で開店されたカフェにて
当店のブレンド＂太陽の微笑み＂が提供されました。

私自身が現地に行き、抽出をできればよかったのですが、
行くことはできず復興支援活動に参加している友人に託しました。

以下はカフェを担当された方からのメールです。

　本日黄金浜会館に行って、カフェ　ゴールデンビーチ　開店してきました。
　朝９時に行ってお掃除して、１０時から１２時までのカフェですが、
　来てくださった方が「珈琲がとってもおいしい。」と、
　おかわりをしてくださる姿がみられました。
　「八幡にあるのかあ、行ったことあるよ。」と、
　添付のお手紙をお見せしたら喜んでいらっしゃいました。
　ご支援どうもありがとうございます。
　お陰様で、地元の方がとてもいきいきしてきたように感じます。


今後も引き続き、支援させていただきたいと思っております。

本日より下記２つのコーヒーを販売開始しました。

ブラジル　カリフォルニア農園
同農園のあるパラナ州は過去にブラジル生産量の約半分を産出していた
主要な生産地でしたが、1975年に記録的な霜害に見舞われ、壊滅的な
打撃を受けました。
その後、主要な産地は北上し（赤道に近く）、現在ではミナスジェライス州が
主要な産地となっています。

長年主要な産地として存在し続けた理由があるはずで、
霜害の問題がなければ現在も同じ状況であった可能性は高かったのでは…
つまりポテンシャルはあるはず。

さて、長い歴史のある同農園ですが、2004年に現所有者ルイス・ロベルト・
ロドリゲス氏が取得して以来、先進的な取り組みを行い、飛躍的に品質は向上してます。
当店が使用しいているコーヒーは、
品種はオバタン、
精製はナチュラル。

シティローストに仕上げた同コーヒーは、
複雑な味わい。
上質なナチュラルの証とも言える、滑らかな質感。
余韻には果実味を伴った甘味を感じます。


コスタリカ　ラ・カンデリージャ農園
優良な生産地タラスにあるコスタリカを代表する農園の一つ。
コスタリカコーヒーに一種のアレルギー？がありました…が、
数年前に同農園のコーヒーは私のもっていた概念を覆してくれました。
それ以来、毎年使用しています。
品種はティピカ、
精製はパルプドナチュラル（ハニー）。

シティローストに仕上げています。
きれい且つ複雑な味わい。
コクはしっかりとしていて、豊かな果実感もあります。

是非お試しください。

昨日は京葉ガス市川ショールームにてコーヒー教室を開催。

｢コーヒーの美味しさは豆で決まる｣
｢コーヒーは生鮮食品｣など基本を説明、
抽出については
｢ハンドドリップの良さ｣
｢なぞハンドドリップをするのか｣
を解説し、理解していただきました。

｢手軽に美味しく飲む｣も良いのですが、
｢素材に目を向け、ある程度の手間をかけないと美味しくならない｣
これは他の飲食と同様です。

教室では、基本を知り、身につけていただくことに
趣を置いています。

東ティモールコーヒー生産者訪問の期間中は
お客様へ大変ご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。

これより焙煎に取り掛かり、明朝いつも通りに営業を始めます。
さらにコーヒーへの思いが増した萌季屋を
今後とも宜しくお願い致します。