萌季屋のブログ

今日は定休日ですが、卸先の店長、スタッフの方々を迎え、
ハンドドリップと味の確認を行う。

スペシャルティコーヒーは基本を守れば、だいたい美味しいのですが、
同じ豆を使用しても、お湯のさし方で香りの出方（強弱）や味はかわります。

ドリップされた液体の質がどの程度であれば合格なのか？
その境目を味覚で理解してもうしか方法がありません。
料理と同じです。

使う素材は、コーヒーの粉、お湯と非常にシンプルなですが、
かなり奥が深いのがハンドドリップです。

当店のコーヒー豆を使用いただく際に、
どのようなコーヒーを提供したいのか、
なぜそのコーヒーなのか、など
多少面倒でしょうが考えていただきます。

当然ながら、当方からの提案もいたします。
提案する際は、なぜそのコーヒーを選択したのか、きちんと説明します。

お店で提供される料理やドリンク類には、
なぜこれを選んだのか、
これをどのように提供するのか、
どんな時に食べていただきたいのかなど、
表には出さずとも大きな思いがあるはずです。

コーヒーも同じです。
極端なことを言えば、ランチのサービスコーヒーも考える必要はあります。
「硬いなぁ」

どんな業種でも優良店はきちんと考えている気がします…

先日、今後卸先となるお店のオーナー様がご来店されました。
味や香り、提供方法など、こちらが驚くほどの明確な説明がありました。
私も気を引きしめて、ご用意いたします。

ロースト後、急いで代々木へ。
ローストマスターズチャンピオンシップに参加する関東チームの第三回目のミーティング。
このような表現は勘違いするかもしれないが、
「刺激を求めにいってきます」

地域情報誌に当店のスイーツが紹介されました。

コーヒーの香味の探求とその提供に加え、地域の活性化も
萌季屋が開業した目的でもあるので、
このような形で掲載されることは非常にうれしいことです。

萌季屋のスイーツは
萌季屋のコーヒーに合わせることに趣を置いています。
よって、そのケーキが美味しくとも、"合わない"場合はメニューにはのせません。
たかがコーヒー屋のケーキですが、トライしてみてください。
なかなかイケると思います。

十数年以上前から贔屓にしている焼鳥屋さんがあります。

独立し、萌季屋を開店したことに喜んでくれ、
また、うまくいっているかどうかも気にかけてくれています。
すごく無口ですが、わかります。
だからたまに顔を出します。頑張っているよって。

久しぶりに来店し、はじめての質問（長く通っているのですが…）

焼き鳥をうまく焼くコツはあるの？

数字で言えればいいけどねぇ
風がこちらから通るでしょ
こっちが弱火で、このへんが強火かな
もし焼き台がかわったら、わかんないよ

十分な答えをもらいました。
世界は違えど、美味しさには共通点があります。