萌季屋のブログ

東ティモール　08－09クロップが終了しました。

当店が使用している東ティモールは
木々（シェードツリー）に覆われた森の中で、
化学肥料や農薬は一切使用せずに栽培されており、
収穫後のコーヒーチェリーは、従来の仲買人に売る方法とは異なり、
生産者（小農家）が速やかにパーチメントの状態まで仕上げる方法をとっています。

これは完熟したチェリーを傷む前に処理するという理想的な精製ととらえています。

上質な心地よいコクとさくらんぼのような甘み。
09－10クロップの入荷までしばらくお待ちください。

ちなみに、本八幡出身の方が現地でサポートしています。

写真提供PWJ

この時期、カフェでは夏メニューが終了となります。
コーヒーゼリー、パフェ、パンナコッタwithコーヒーソース
はまた来年の夏に登場します。

アイスコーヒーは１年中ご用意しています。
軽めの＂すっきり＂アイスコーヒー
濃厚な＂りっち＂アイスコーヒー
使用する豆も違いますが、つくり方も違います。

朝晩は涼しくなったとはいえ、日中はまだまだ暑いです。
喉を潤したいとき、おすすめです。

ちなみに、当店の濃厚なベイクドチーズケーキには
濃厚な＂りっち＂アイスコーヒーを組み合わせてください。
口の中でウットリするようなハーモニーが奏でます。

写真は、コースター。
最近ではさまざまなコースターが出ていますが、
機能的且つ自己主張しているものを探し使っています。

メイプル、ウオールナットでつくられた高台のもの。
竹を編みこみ、漆加工を施したもの。
シナモンスティックを埋め込んだもの。

コーヒーとワインの世界には多くの共通点があるので数年前からワインの勉強をしています。
勉強といっても独学では難しいので、ワインスクールに通っています。

ひとりでグラスを傾けて悩んでも成果は上がらないでしょうから…。

グラス一杯のワインからは、多くのことがわかるようです。
表現を変えれば、多くのことを『語りかけている』ことになります。

それらを聞き取れるようになることで、そのワインの素性が理解できるようになります。
その結果、素晴らしいワインの生産につなげていると考えています。

これらのノウハウをコーヒーに反映できれば…。

これも、より良いコーヒーを生むための重要な仕事に位置付けています。

今年もエスプレッソブレンドチャンピオンシップに参加するため、
昨日は代々木八幡で打ち合わせ。

ブログに何度か書いていますが、
何かものを創造していく上で、
職人でい過ぎること、
また伝統のみを受け継いでいくことは『井の中の蛙』の状態に陥いりやすく、
その結果、独善的になると考えています。

今回のようなイベントに参加することは、
今自分がどんな状況、状態にいるのか確認ができます。

先端のトレンドは何か？
スペシャルティでもトップの香味はどんな香味か？
スペシャルティの風味特性を伝えるロースト方法は？

一皮も二皮も剥けます。

今月の募集は終了しました。

来月（１０月）のコーヒー教室は、

１０/２４（土）　１０：００～１２：００　です。

是非ご参加ください。