萌季屋のブログ

卸先のお客様が使用する豆を決める際には、
レギュラーコーヒーやエスプレッソなどの用途で豆を選ぶことも重要なのですが、
そのお店の＂コンセプトに合うもの＂を最優先していただいています。

美味しいコーヒー豆を提供することはもちろんですが、
そのコーヒーがそのお店の輝きに貢献することをモットーとしています。

金曜日より季節ブレンド＂あおい＂をはじめます。

この梅雨の時期に物思いにふける友として是非。

スーパー主婦という言い方が正しいどうかわかりませんが、
ここではそう表現させて頂きます。

あるスーパー主婦との会話から
「私たち主婦は失敗できない」
これは食卓に出される料理、ごはんの話です。

愛する家族やパートナーのために愛情を込めた＂ごはん＂をつくる。
この言葉にこの方の思いやりとプロ精神を感じます。
これ以上の説明は野暮なのでここまでとします。

当店は、たかがコーヒー屋ですが、
美味しいコーヒーを味わっていただくために
「昨日より美味しくなるように」との思いで焙煎や抽出をしています。
同じように失敗はできませんし、品質の高いものを出し続けなければプロとは言えません。

このような方と出会い、お話をいただいたことに感謝しています。

当店の深炒り用のカップは有田焼の仁窯 小畑さん製作によるものです。

良い土から生み出された白磁に
植物を中心とした絵は、あらためて日本の四季の美しさを感じます。

十数年前…
独立するかなり前に、ある陶器屋で見つけ、少しずつ購入してきました。
当店の喫茶の必須アイテムです。

さて、昨日は営業終了後、銀座で開催中の小畑さんの作陶展に足を運びました。
昨秋、有田でお会いして以来の再会。
作品を鑑賞。
小畑さんの特徴でもある＂桃色＂を使用した絵は
チャーミングであり、エレガントでもあります。

そのうち、当店の喫茶に新顔が訪れるでしょう。




　

エル・ローブレ農園のニュークロップが入荷。

複数の品種を栽培していますが、在来品種ティピカに限定したもの。

現在のスペシャルティの世界は
栽培から流通、保管を通じた＂その生豆の状態＂に重要性がおかれていると考えます。

同じ農園でも
品種は何か？
農園内のどこのエリアか？
精選の方法は？
梱包方法は？
輸送方法は？

などなど、コーヒー生産に関わる諸条件がかわれば当然香味は違います。

同農園の生豆は真空包装にて輸送された現地に近いフレッシュさが保たれたものです。

おススメです。